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=ドミニオン=
原題:Dominion
会社:Hans im Gluck
発売:2008年
参考価格:4800円
入手難易度:2
プレイ人数:2人〜4人
プレイ時間:25〜35分
タイプ:カードゲーム
2009年ドイツ年間ゲーム大賞
段々自分のセットが構築される「ドミニオン」。
効率と流れと瞬間の運が重要なカードゲームです。

「ドミニオン」とは天使の階級でもありますが、ゲームの内容からすると「自治領」の方の意味でしょうか。
ゲームではカードを使ってカードを増やして行き、自分のコンボを作っていくシステムです。

ゲームで使われるのはお金、アクションカード、名誉カードの3種類。
お金は1〜3、名誉カードは1点、3点、6点。
アクションカードは多岐に渡っています。

1金を7枚、1名誉を3枚の10枚を初期セットとして受け取ります。
各プレイヤー、自分のカードセットをシャッフルして山札を作ります。
そこから5枚ひいてゲームスタート。
手番では持っているカードを使って1アクション、1購入を行います。
アクションはアクションカードが無いと行えません。
手札を3枚取得、アクション数が追加、購入の資金が増えると複数のものがあります。
購入は持っているお金を使ってお金、名誉、アクションカードなどを購入します。
手番終了時に手札を全て捨て山に捨て、また5枚引きなおします。

全てのカードには購入金額が書いてあり、購入することが出来ます。
使ったカード、購入カードは自分の捨て山に置いて行きます。
自分の山札を使いきったら、捨て山をシャッフルしてまた山札にします。
このシステムのため、自分の山札が段々と増えていきます。

手番を重ねるごとに段々とカードが増えていきます。
アクションカードが増えてきたら、アクション数追加カードなどでコンボも作れます。




お金カードが増えたり、高いお金カードが入ってきたら高価なアクションが買えたり、高い名誉カードが買えます。

場に置いてある名誉やアクションカードが一定量無くなったらゲーム終了。
一番名誉のポイント合計が高い人が勝ちとなります。

名誉カードは勝利のための必要カードですが、手札に入ると単なる手札圧迫にしかなりません。
またカードが増えてくると単純にカード比率からコンボが出来づらくなります。
このへんのシステムがとても絶妙な感じです。

他人の手札を捨てさせるカードとそれを防ぐカードの比率をどれくらい入れるかという攻防もあります。
追加のアクションカードも多数あるため、これらを使って一味違うプレイも出来ます。
アクションカードはどれもシンプルなため、簡単に覚えられるので言語依存があってもプレイ出来ます。
ここ最近でかなり気に入ったカードゲームです。