週刊じゃむたん通信へ
=ディクシット=
原題:Dixit
会社:Libellud
発売:2008年
参考価格:4725円
入手難易度:2
プレイ人数:3人〜6人
プレイ時間:20〜30分
タイプ:カードゲーム
2010年ドイツ年間ゲーム大賞
ほのぼのであり、不思議な連想ゲーム「ディクシット」。
登場する絵に色々な意味を持たせて遊びます。

タイトルの意味はラテン語で「〜と言う」だそうです。ゲームでは絵からテーマを連想してタイトルをつけます。
全員イラストの描かれたカードを6枚ずつ持ってゲームスタート。
親番の人がお題を決め、カードを1枚裏向きに出します。
お題は何でも良いのですが、イラストに対応したものを考えます。出来れば抽象的なほうが面白いかもしれません。

他の人はお題から連想し、一番「あう」と思ったカードを親プレイヤーに裏向きに出します。
親プレイヤーは自分のカードと他プレイヤーから受け取ったカードを全てシャッフルし、表向きに並べます。

親プレイヤー以外が、出されたカードから1枚、親が選んだカードと思われるものをタイルにて選びます。
カードを当てた人に点数が入り、また親と間違われて選ばれたカードの持ち主にも点数が入ります。
親プレイヤーは「全員ハズレ」「全員アタリ」以外の場合に点数が入ります。
これは「バレバレ」でも「全く違う」でも点数が入らない、というシステムです。

規定の回数プレイしたらゲーム終了。一番点数の高い人の勝ちとなります。
このゲームの特徴は、なんと言ってもイラスト。不思議であり、テーマ性もあり、なんとも引き込まれる感じがします。




そして注意してみると、深い意味のありそうなパーツが隠されていることもあります。
簡単なシステムに「考える人により深さが追加される」という要素を取り入れた、ちょっと味のあるゲームです。