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=空中庭園=
原題:Die Hangenden Garten
会社:Hans im Gluck
発売:2008年
参考価格:4500円
入手難易度:3
プレイ人数:2人〜4人
プレイ時間:30〜45分
タイプ:ボードゲーム
段々と土地が拡張していく「空中庭園」。
カード運と配置の妙がマッチしたゲームです。

タイトルの空中庭園は世界七不思議の1つ、バビロンの空中庭園。
詳しいことはアミティスの項目もご参照下さい。
プレイヤーの目的は土地を広げながら様々なものを建てて行き、点数の元となるタイルを取得していくことです。

2×3マスのカードを最初の土地としてもらい、寺院5つを受け取ってゲームスタート。
場にカードが人数分(2人プレイでは4枚で2回まわす)出ています。
これらから1枚受け取り、土地に配置します。
受け取ったカードに描かれている建物が、今配置されているカードの土地からはみ出ないように配置します。
建物が描いていない土地分ははみ出てかまいません。このはみ出た分が新たな土地の拡張となって行きます。
同じ建物が3つ以上繋がった場合、寺院を配置することが出来ます。

寺院を配置すると、タイルを貰うことが出来ます。
タイルは場に6枚あります。幾つのマスの寺院を作ったかによって取れる場所が異なります。
3つのものを作ったら、3つの寺院の場所のみ、4つの場合、3〜4寺院の場所から、5つの場合は全ての場所から取ることが出来ます。
また、6つ以上の寺院を作った場合、好きな場所から取った上にランダムでタイル山から1枚受け取ります。

タイルには門や庭園、虎、王様、姫といったものがあります。
同じタイルが複数あると高得点になります。
また、門や庭園、虎など一部のタイルには門番や庭師、動物使いといった高得点タイルが1枚ずつ存在します。




ルールは簡単ですが、カードのアヤや欲しいタイルの出るタイミングなど、幾つもの要因が混ざり合います。
タイルは種類によって枚数や点数が違うため、狙いどころや他人の高得点阻止といったアクションが色々考えられます。

カードがなくなるか、タイルがなくなったらゲーム終了。
持っているタイルの点数合計で一番高い人の勝ちとなります。

システム上、人数が多くなってくると自分の手番数が単純に少なくなるため、タイルを沢山集める前にゲームが終了する場合もあります。
カツカツでやる多人数プレイも面白いのですが、土地が沢山あって建設を楽しめる2人プレイもおすすめです。