=カルカソンヌ ディ スタッド=
原題:Carcassonne - Die Stadt
会社:Hans im Gluck
発売:2004年
参考価格:?円
入手難易度:4
プレイ人数:2人〜4人
プレイ時間:35〜45分
タイプ:ボードゲーム
城壁も作るカルカソンヌ「カルカソンヌ ディスタッド」
木の箱が目印の豪華なコンポーネントが魅力です。

タイトルになっている「Die Stadt」はそのまま都市という意味のようです。
3世代に分かれた都市建設を体験できます。
基本的なルールはカルカソンヌと同じです。
タイルを配置し、そこに配下のコマを置きます。
しかし最初の準備の時に、タイルを30、25、20枚に分けます。これが世代を表します。

最初の世代では、タイルと配下の配置、その点数計算がメインです。
タイルには道、市場(緑色のエリア)、住宅があります。
道は両端が交差点のタイル数が点数。
市場はタイル数×市場の種類が点数になります。複数の市場が存在すると高得点です。
住宅はゲーム終了時に市場の数が点数となります。

このゲームの特徴は、市場と住宅の絵をあわせる必要が無いという点です。
道が合っていれば、組み合わせは自由となります。非常に狭い市場も出来上がります。

タイルの山が1つ終わり、第2世代に入ると、点数計算のたびに城壁が増えます。




一番最初だけ、城門を置く必要があります。そして他の全プレイヤーは城壁コマを配置していきます。
以降、城壁コマがある方にはタイルは伸びることが出来ません。
また、城壁コマの上に配下を置くことも出来ます。
最後に点数計算をしたプレイヤーは、塔コマを置く権利があります。
塔コマは塔〜塔(又は城門)までの城壁数が点数になります。
第3世代には城壁の配置数が2倍になります。

タイルが無くなるか、城壁の両端の差が5つ以下になったらゲーム終了です。
城壁の上に置いてある配下は、その向いている方向の全タイルの住宅に書かれている公共施設、歴史的建造物が点数になります。
住宅に置かれている配下は、隣接する市場の数が点数になります。
全ての点数を合計して、一番点数の高い人の勝ちとなります。

高得点は市場ですが、道でこまめに点数を貰い城壁の権利を先に取るのも重要です。
端までが長く、公共施設の多いラインは高得点になります。
壁を使って道や市場を完成にしてしまう作戦もあるため、伸びっぱなしのカルカソンヌとは一味違った戦略も取れます。
城壁を駆使し、街を作りながらバランスよく点数を稼ぎましょう。