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=カルカソンヌ=
原題:Carcassonne
会社:Hans im Gluck
参考価格:2800円
入手難易度:2
プレイ人数:2人〜5人
プレイ時間:30〜40分
タイプ:ボードゲーム
2001年大賞
フランスの世界遺産をテーマにした、そのまま「カルカソンヌ」。
城塞都市を表しているシンプルですが奥の深いゲーム。

プレイヤーは8つのコマを受け取り、1つを得点ボードに配置。
ゲームは地形タイルでプレイされます。
スタート時には、1つの地形タイルがテーブル中央にあるだけです。
基本プレイは
・地形タイルを1枚ひき、配置する
・自分のコマを配置することができる
これだけなので、大変シンプルです。

地形タイルには、幾つかの絵が書いてあります。
城壁都市、道、修道院。
ひいた地形タイルは今ある地形タイルに「矛盾が無いように」くっつけます。
たとえば、道や城壁の一部がいきなり切れるような配置をすることが出来ません。

次にコマを配置することが出来ますが、そのときにプレイヤーが配置した地形タイルにしか配置できません。
配置できるのは、そのタイルにかかれている部分のどこか。
城壁都市、道、修道院、平地。
配置しようとする部位とつながる同じ場所に他のコマが置いてあったら配置できません。

幾つかの条件が重なると、そこに配置されているコマに得点が入ります。
城壁都市の場合、城壁が完全に囲まれたとき。
そこにコマが配置されている場合、そのコマのプレイヤーは城壁が関連するタイル×2点を得ます。
(紋章のある城壁タイルは2枚分として計算)
訳注にありましたが、昔は2タイル城壁都市(即座に閉じてしまった感じ)は点数が低かったそうですが、今は通常計算するようです。

道は端と端が行き止まりになった時に、関連タイル分点数が入ります。
修道院は周り8マスが全て埋まったら、9点入ります。
平地は最後の点数計算の時だけ発揮します。

プレイを続けていき、タイルが全て置かれたらゲーム終了。

この時点で完成していなかった城壁都市、道、修道院はその関連する








タイル分点数を得ます。
(城壁都市だけ、通常の収入より低くなるわけです)

そして最後に。
平原にコマが配置してあった場合、その平原と接している「完成した城壁都市」×3点得ます。

これで点数計算を行い、一番点数の高い人の勝ちです。

コマを配置していくと、遠くの道や城壁などがくっつき、他のプレイヤーのコマと同居する場合もあります。
この場合は、コマが多い人が得点を得ます。同点の場合、お互いに点数が入ります。

やってみるとわかるのですが、毎回ランダムで広がっていくマップがキレイです。
プレイもシンプルですが、戦略性もあり。そして引くタイルで上手くいかないこともあり。
流石はボードゲーム大賞受賞作、といった感じです。
2人プレイでも非常に楽しめます。