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=ビザンツ(ビザンチン)=
原題:Byzanz
会社:Amigo
発売:2008年
参考価格:1500円
入手難易度:3
プレイ人数:3人〜6人
プレイ時間:35〜45分
タイプ:カードゲーム
市場から買って得点「ビザンチン」。
落とすのも引くのもバランスが取られたカードゲームです。

タイトルは4世紀から千年に渡り存在した東ローマ帝国を指します。
当時はローマと言っていましたが、当時の首都の旧称「ビュザンティオン」から便宜上この名前で分類されています。
(帝国時代にコンスタンティノポリス、現在ではイスタンブル)
ゲームでは市場に出てくるカードを買って行き、役を作っていきます。
但し、カードを買うのもカードです。6種(1〜4)のカードとオールマイティカードで構成されています。

場にはプレイヤー人数分のカードが出されます。
手持ちのカードを使って競りを行っていきます。競りは単にカードの合計です。
パスをするかカードを上乗せするかして行き、1人が競り落とすまで続けます。
競り落とした人は競りに使ったカードと、手に入れたものから1枚を市場に献上し、そのラウンドから抜けます。

残った人で次の競りを始めますが、プレイヤーが減ったので枚数が減ります。
これを繰り返して行き、残り1人になった場合は山札から1枚単純に貰います。
ここまでで特殊ルールとして、全員が何もせずにパスした場合、スタートプレイヤーは何も払わず、受け取ったものから献上もしないで手札が増えます。

全員カードを獲得したら、今度は獲




得が遅かった順(競り落とした順の逆)から、市場にあるカードを1種類選び、その種類を全て貰って行きます。
カードが偏っている場合、3,4枚貰うこともあります。

ゲーム中、手札が7枚を超えた場合、同じ色3枚で役を作ります。
作った役のカードから1枚、数字の大きいものを点数として確保し、それ以外は破棄します。
オールマイティはここで役の補助で使いますが、オールマイティ自体は0点として考えます。
オールマイティ3枚揃うと、5点として確保することが出来ます。

山札がなくなるまで繰り返し、確保したカードの合計が多い人の勝ちとなります。
ルールはとても簡単ですが、攻めていくか降りて流れに身を任せるか悩むところです。