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=アグリコラ=
原題:Agricola
会社:Lookout Games
発売:2007年
参考価格:9200円
入手難易度:4
プレイ人数:1人〜5人
プレイ時間:100〜120分
タイプ:ボードゲーム
農場多角経営と食糧事情の「アグリコラ」。
非常に多いコマとカードが魅力的なゲームです。

プレイヤーは農場主となり、14ラウンドで点数を稼ぐ事が目的です。
各自農場盤を貰い、家を2つ配置します。他の土地は空き地です。
手番では人コマを使ってアクションを選んで行きます。
アクションは多彩です。
食料調達、木や葦やレンガなどの材料調達系。
家や柵を増やす増築系。
かまどや開墾などの便利な進歩系。
職人を雇ったり、人を増やすものなど。
誰かが選んだアクションは、同ラウンドでは選べません。

これらを駆使して行き、当面は食料を確保します。
直接食料も手に入りますが、畑を耕して麦を植えたり、柵や厩(うまや)を作って動物を飼ったりすると、時間は掛かるものの効率は高いです。
ラウンドが進んでいくと選択できるアクションが増えます。
そして、何ラウンドかに1回、植えた作物が増えたり飼っている動物が増えます。
その時自分の持っている家族分の食料を調達していなければいけません。

14ラウンドでゲームが終了します。
自分の土地や麦、野菜、動物などが点数になり、合計して一番高い人の勝ちとなります。




要素が多く、最初戸惑いますが、慣れると選択肢の広いゲームになります。
畑→穀物、柵→動物というように自分の食料調達ラインを確保する事が先決です。
食料が足らないと物乞いのペナルティが入ります。非常に痛いです。

段々と自分の農場が方針により広がっていくのが楽しい、経営ゲームです。